まあ連載の打ち切りとか、編集者と漫画家の先生の話だし、外部の人間が分かるはずもないんですが、そう思われても仕方がない終わり方だったですからねぇ…。

でもさ、もともと最初から想定された短編漫画じゃないのかな?

じゃないかと私は考える訳ですよ。全体の構想図がもともと短編だった気がします。

八神ひろき先生といえば「DEAR BOYS」ですよね。月刊少年マガジンで1989年から執筆が始まり、2017年まで連載された超人気漫画。それを読み始めた頃の自分は学生だったけど、連載終了時はすでに中年オヤジな自分。でも漫画の世界では実質2年しか経ってません。とにかく自分の人生すらを振り返れる偉大なる連載漫画でした。

そして八神ひろき先生が、次に月刊少年マガジンで取り組んだのが「トキワボウルの女神さま」そのタイトル通りに内容はボウリングなのです。ですが、期待された割には連載は短命で、単行本ではたった4巻で終わってしまいます。それで「打ち切りになった…」という言葉が飛び交っているわけです。
普通、打ち切りという場合は、まだまだ話の途中なのに、いきなり最終ページで「皆様これまでのご愛顧ありがとうございました。」というケースだったり、あるいは話の展開を強引に帰結させて、一気に最終回になってしまうケースだったりします。この「トキワボウルの女神さま」では後者の方に当たります。

でもさ、前者の方は「突然の打ち切り」っぽいと思えますよね。漫画家の先生はやる気なのに、何かの事情で打ち切りになったというケース。例えば不人気で切られたとか…。対して後者の方は、コチラの事情も含まれているんじゃないかと思ったりもします。例えば、構想が定まらない、やる気が出ないとか…(謎

この「トキワボウルの女神さま」の場合、きっと読者の誰もが最初から長続きしないと思ったはずです。ボーリングだから毎回自分が投げるだけ。10レーン投げても、次の試合も同じことの繰り返し。漫画としての表現も「ストライクやったぜ!」だったり「このスペア難しいけど取ったぜ!」を毎回繰り返すだけ。こんな感じでしょう。
こんなこと素人読者に言われなくとも、編集者や漫画の先生にとっては織り込み済み。最初から短編で終わるのが妥当でしょう。大連載だった「DEAR BOYS」が終わった後の息抜き程度でしょうね。これを打ち切りという言葉で片づけてしまうのは何か違和感あります。そもそも月刊少年マガジンで不人気だったとは思えませんし。むしろ、こういう短編で終わる漫画をどしどし出して欲しいと願います。

トキワボウルの女神さまの見所はどこ?

それは第4巻です。男のエロ目線で楽しめる最終回の第4巻がお薦めなのです。

素人の主人公がボーリングを始めて、ライバル校との初めての対戦などが面白い訳ですが、所詮はボーリングなので一回で十分ですよね(笑)最終回の決勝の対戦もどーでもいいし~。300点のパーフェクト達成とか想定内ですね。
それよりも男子決勝の前に行われた女子の部こそが、この漫画最大の見所でしょう。

それは、女子3人のパンチラが描かれているんです。

1人は、ボーイッシュでピチピチ短パン姿の常盤楓ちゃん。
1人は、キレイ系のお姉さん、タイトスカートの立川朱里ちゃん。
1人は、姫カットの清楚な女の子、でも何故かメイドコスプレで参加している姫川玲佳ちゃん。

ショートパンツはハミパンだし、タイトスカートはずり上がってしまうし、メイドギャルのミニスカはパンチラは当然だし、しかもコケて丸見えだし、美少女たちのパンチラ大会になってしまいます。でも勝負に勝つためには気にしてはいられません。そんな女神さまを僕たちは応援せずにはいられない。
やはり少年漫画のヒロインのエロシーンこそ萌え必至!思い入れがある分だけ妄想が膨らみます。それ目的で「トキワボウルの女神さま4巻」だけの購入もありでしょう(笑

 

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